映像編集に適したPCのスペック
映像編集をするためのパソコンを買うときにどうしても避けて通れないのが、スペックについて考えることです。性能が良いものほど映像編集にとっても良いことは理解できますが、性能の良いパーツを集めたパソコンは価格が非常に高くなります。金に糸目をつけないのであればそれでも良いでしょうが、大抵の人は予算の範囲内で高性能なマシンを用意しなければなりません。
映像編集向けのマシンを用意する場合、特に重要視したいスペックはCPUとメモリです。CPUの性能が高いとエンコードなどの処理のスピードが上がり、編集中にマシンが重くなったり固まったりすることが少なくなります。動画編集のためであれば、ハイエンドモデルの製品を選ぶ必要があるでしょう。また、メモリは容量を大きくすると長時間の編集にも、メモリ不足によるマシンへの影響が出ずに耐えられるようになったり、途中で編集以外の作業をしたくなったときにも問題なく中断できます。つくりたい映像が簡単なものであれば8GB程度でも十分ですが、長時間もしくは高画質の映像をつくることを見据えているなら少なくとも16GB以上、できれば32GB以上はメモリを積むようにしましょう。
映像編集で使用するパソコンの値段
近年、映像編集の仕事をする方が増加しています。本業としてだけでなく、副業でする人も増えています。そこで、これから始めようと考えている方にアドバイスがあります。それは何かというと、使用するパソコンについてです。ワードやエクセルなどで使うのであれば何でもいいのですが、映像編集で使用する場合はスペックの高いものを選ぶことをおすすめします。
何を使っても変わらないと思うかもしれませんが、実際に編集を行ってみると、スペックが高い方がストレスなくできますし、アップロードなどにかかる時間も少なく済んだり、行えることも多くなります。20万円以上の値段がかかってしまうかもしれませんが、効率よく仕事を行うためなので許容するべきです。ソフトも大事ですが、パソコンの方が間違いなく重要です。本当にお金に余裕が無いのであれば仕方ありませんが、余裕があるのであれば映像編集の仕事への投資と考えて、良い製品を購入するべきです。